英語脳の作り方③|会話が止まらない練習法
英語を勉強しているのに、「頭の中で日本語に訳してしまう」「会話になると反応が遅れる」「単語が出てこなくて止まってしまう」そんな悩みはありませんか?
それは多くの場合、日本語で英語を処理していることが原因です。
この記事では、英語学習の質を大きく変える「英語で言い換える力」と、今日から実践できるスピーキング強化法を解説します。
なぜ英会話は途中で止まってしまうのか?
英語でアイデアを伝えようとしている最中、突然――
「あの単語が出てこない…」
その瞬間、会話が止まります。
そして多くの人はこうします。
日本語に戻る
辞書を調べる
単語を確認する
一度言って終わる
しかしこの方法では、その単語はまだ自分の言葉になっていません。
ただ「調べただけ」の単語は、記憶の中で十分なつながりを作れていないのです。
英語脳を育てるカギは「検索」ではなく「言い換える力」
Eikanが提案する方法はシンプルです。
すぐに調べない。英語で言い換えて、相手から引き出してもらう。
これは心理学でも効果が証明されている学習法です。
■ 単語を自分で思い出そう
単語は「見る」よりも「思い出そうとする」ほうが
記憶の定着率が高いことが示されています。
これをRetrieval Practice(想起練習)と言います。
つまり、
辞書を読むだけ
単語帳を見るだけ
よりも、
自分で説明しようとする
なんとか言い換えようとする
ほうが、はるかに効果的なのです。
具体例|fascinating が出てこないとき
例えば、友人と話していて
“fascinating”
という単語が思い出せないとします。
そのときに止まるのではなく、こう言ってみます。
“It’s very interesting.”
“It really catches your attention.”
“You feel strongly attracted to it.”
すると相手が、
“Do you mean fascinating?”
と助けてくれるかもしれません。
その瞬間にメモを取る。これが非常に重要です。
自分で苦労してたどり着いた単語は、驚くほど長く記憶に残ります。
なぜ言い換えは英語力を伸ばすのか?
① 英語で考える回路が強化される
日本語を介さずに説明しようとすることで、英語のまま思考する力=英語脳が鍛えられます。
② 語彙のネットワークが広がる
「fascinating」が出なくても、
interesting
exciting
attractive
impressive
など、周辺語彙を使います。
これにより、単語同士がつながり、語彙ネットワークが 広がります。
③ 会話が止まらなくなる
完璧な単語が出なくても、言い換えられる力があれば会話は続きます。
これは実践的なスピーキング力そのものです。
今日からできるトレーニング方法
① 3秒ルールを作る
単語が出てこなくても、3秒間は日本語に戻らない。
その間に英語で説明を試みます。
② “What’s the word?” と聞く
どうしても分からないときは、
“What’s the word for…?”
と英語で尋ねましょう。
これも立派な英語運用能力です。
③ レッスンでは辞書をすぐ開かない
Eikanでは、単語が出てこないときこそ成長のチャンスです。
すぐに正解を与えるのではなく、考える時間を大切にします。
英語脳を育てるということ
英語脳を育てるとは、
母語に頼る回数を減らす
英語で考える時間を増やす
間違いを恐れず試す
ということです。
最初はもどかしく感じるかもしれません。しかしその「もどかしさ」こそが、脳を成長させています。
まとめ|単語が出てこない瞬間はチャンス
✔ すぐ辞書を引かない
✔ 英語で言い換える
✔ 相手から引き出してもらう
✔ メモを取る
単語が思い出せない瞬間は、英語力を伸ばす最高のタイミングです。
次にEikanで単語が出てこなくなったときは、すぐに日本語に戻らず、英語で説明してみてください。
その単語は、今までよりずっと長く、あなたの記憶に残るはずです。
次回のコラムもお楽しみに!