英語脳の作り方②|日本語に訳さないコツ
英語を勉強しているのに、「頭の中で日本語に訳してしまう」「会話になると反応が遅れる」
そんな悩みはありませんか?
それは多くの場合、日本語脳で英語を処理していることが原因です。
英語脳とは?|英語を英語のまま理解する力
英語脳とは、「英語を日本語に訳さず、英語のまま理解・処理できる状態」
のことです。
例えば、
“How’s it going?” を→ 「調子はどうですか?」と訳さずに→ そのまま意味を理解する
“I’m starving.” を→ 「私は飢えています」と訳さずに→ 「めちゃくちゃお腹すいた!」と感覚で理解する
このように、翻訳プロセスを挟まない理解回路が英語脳です。
よくある間違い|日本語から英語にすべて訳そうとする
多くの学習者がやってしまうのが、
日本語で考える
英語に変換する
文法を確認する
発話する
という流れです。
最初は自然に感じるかもしれま せん。しかし時間が経つにつれ、ある問題に気づきます。「日本語と英語は、完全には一致しない」つまり、翻訳前提の学習では限界があるのです。
なぜ翻訳型学習は伸び悩むのか?
① 単語は一対一で対応しない
例えば、
embarrassed
ashamed
どちらも辞書では「恥ずかしい」と訳されています。
しかし実際には、意味も感情も異なります。
embarrassed と ashamed の違いを英語脳で理解する
◾ embarrassed(気まずくて恥ずかしい)
うっかり先生を「お母さん」と呼んでしまった
転んでしまって周囲に見られた
一時的で、軽い気まずさ。
◾ ashamed(深く恥じる)
友達に嘘をついた
悪いことをしてしまった
道徳的・内面的な後ろめたさ。
日本語ではどちらも「恥ずかしい」ですが、感情の深さがまったく違います。
日本語で覚えてしまうと、このニュアンスの差が消えてしまうのです。
英語脳をつくる実践的なトレーニング方法
① 翻訳ではなく“イメージ”で覚える
単語を覚えるときは、
❌ 「日本語訳」⭕ 「場面・感情・映像」
で覚えます。
embarrassed なら:
→ 教室で名前を間違えて呼ばれる自分→ 顔が熱くなる感覚
ashamed なら:
→ 誰かを傷つけてしまった後の静かな後悔
このように、感情と直接つなげることがポイントです。
② 自分専用フラッシュカードを作る
おすすめなのが、
単語
英語の定義
イメージ(簡単なイラストやメモ)
を書いたカードを作ること。
時間が経つにつれて、
単語 → 日本語 → 意味
ではなく
単語 → 感情・イメージ
という回路ができていきます。
これが英語脳の土台です。
③ 英語で意味を確認する
辞書もできれば英英辞典を使いましょう。
例:
embarrassed: feeling self-conscious or awkward
ashamed: feeling guilty or embarrassed about something wrong
英語で理解する習慣が、英語脳を強化します。
英語脳が育つと起きる変化
英語脳が育つと、次のような変化が起きます。
✔ リスニングの処理速度が上がる
✔ 会話での反応が速くなる
✔ ニュアンスの違いが分かる
✔ 自然な英語表現が使える
✔ 英語を話すことへの抵抗が減る
翻訳が不要になることで、英語が「勉強」から「言語」に変わります。
まとめ|英語脳をつくる3つのポイント
日本語に訳さない
イメージと感情で覚える
英語で理解する習慣をつける
英語は、日本語とは切り離して身につけるほうが効果的です。
最初は少し不安に感じるかもしれません。ですが続けるうちに、確実に変化を感じられるはずです。
英語学習で伸び悩んでいる方は、ぜひ一度「翻訳しない学習」を試してみてください。
Eikanでは、皆さんのさら なる上達をサポートしています。レッスン内での実践トレーニングや個別アドバイスも可能です。
今後も、英語力を本質から伸ばすヒントをお届けしていきます。次回のコラムもお楽しみに!